宮崎県の地震危険度ランキング!地震に強い地域はどこ?【2021年3月公表】
【記事公開日】2021/07/23

2021年3月26に、国立研究開発法人防災科学技術研究所より、全国地震動予測地図2020年版が公表されました。
住所検索ハザードマップでは、NIED(国立研究開発法人防災科学技術研究所)の公表しているJ-SHISマップ2020年版を使用し、「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」を判断基準として宮崎県の地震危険度ランキングを作成しました。
<※順位付けに対する注意点>
ランキングは『震度6強以上』の発生確率が高い順で、数値が同じ場合は『震度6弱以上』で順位分けしています。
宮崎県の地震危険度ランキング26位〜11位
順位 | 地域 | 6強以上 | 6弱以上 |
26位 | 東臼杵郡椎葉村 | 0.0% | 0.5% |
25位 | 東臼杵郡諸塚村 | 0.0% | 0.8% |
24位 | 児湯郡西米良村 | 0.3% | 4.7% |
23位 | 小林市 | 0.3% | 4.8% |
22位 | 北諸県郡三股町 | 0.3% | 5.2% |
21位 | 西臼杵郡五ヶ瀬町 | 0.3% | 5.4% |
20位 | 東臼杵郡美郷町 | 0.3% | 6.4% |
19位 | 西臼杵郡高千穂町 | 0.3% | 7.3% |
18位 | えびの市 | 0.4% | 4.5% |
17位 | 都城市 | 0.6% | 7.4% |
16位 | 東諸県郡綾町 | 0.7% | 8.0% |
15位 | 西臼杵郡日之影町 | 1.0% | 14.2% |
14位 | 児湯郡都農町 | 1.7% | 17.1% |
13位 | 西諸県郡高原町 | 2.0% | 14.2% |
12位 | 児湯郡川南町 | 2.2% | 18.5% |
11位 | 児湯郡高鍋町 | 2.8% | 20.6% |
「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」という判断基準で考えた場合、宮崎県で最も地震に強い地域は『東臼杵郡椎葉村』となりました。
ここで注意してほしいのは、この地震リスクは「地震が発生するリスク」ではなく「震度が6強以上になるリスク」であるということです。又、地震が発生しやすくても地盤のいい所ではリスクは低くなりますし、その反対もあります。地震危険度が高い地域にお住いの方は、地盤の強さや津波リスクも合わせて確認しましょう。
宮崎県の地震危険度ランキング10位〜1位
順位 | 地域 | 6強以上 | 6弱以上 |
10位 | 東諸県郡国富町 | 3.0% | 19.4% |
9位 | 西都市 | 3.3% | 22.2% |
8位 | 東臼杵郡門川町 | 8.1% | 44.6% |
7位 | 児湯郡新富町 | 8.2% | 38.8% |
6位 | 串間市 | 8.7% | 34.1% |
5位 | 児湯郡木城町 | 9.2% | 43.0% |
4位 | 宮崎市 | 10.6% | 42.6% |
3位 | 日南市 | 11.7% | 41.0% |
2位 | 日向市 | 14.1% | 57.1% |
1位 | 延岡市 | 17.6% | 62.3% |
「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」という判断基準で考えた場合、宮崎県の地震危険度ランキング1位は『延岡市』でした。
繰り返しになりますが、地震が発生しやすくても地盤のいい所ではリスクは低くなりますし、その反対もあります。また、地震に伴う津波リスクが高い地域も忘れてはいけません。
宮崎県で本当に災害に強い地域を探すためには、宮崎県の災害リスク情報を様々な角度から確認しましょう。
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