東京都23区の地震安全地域TOP10と災害ハザードマップ

【記事公開日】2020/08/16
【最終更新日】2021/03/18

東京都では、東京都震災対策条例(当時は震災予防条例)に基づき、昭和50 年11 月に第1回(区部)の地域危険度を公表しました。その後、市街地の変化を表わす建物などの最新データや新たな知見を取入れ、概ね5年ごとに調査を行っており、今回は第8回目の公表です。(地震に関する地域危険度測定調査[第8回]

「住所検索ハザードマップ」では、東京都23区で地震リスクが小さいと評価された上位10の地域リストの災害ハザードマップを作成しました。

東京都23区で地震リスクが小さいと評価されたのは、総合順位が同率で「4767位」となった地域で、333ありました。そのなかで今回、「地盤」に注目してさらに絞り込みを図りました。

東京都23区の地盤は、大きく「台地」「谷底低地」「沖積低地」に分類されますが、「沖積低地」は主に海面下での堆積物でできているため軟弱な地盤です。次に地震が起きた場合に、揺れが増幅されやすいことから、「谷底低地」も除外しました。残る「台地」は「台地1」と「台地2」と分類されますが、後者は堆積粘土・砂層の上に関東ローム層の地域で、台地の中では増幅率が高く、地震の被害が発生しやすいと想定されるということから除外しました。さらに地域の大部分を自衛隊の駐屯地や公共施設が占めるなどのエリアも除いています。

東京都23区の地震安全地域上位10

目黒区 東京都目黒区大橋2丁目
練馬区 東京都練馬区光が丘5丁目
練馬区 東京都練馬区氷川台1丁目
千代田区 東京都千代田区神田小川町1丁目
千代田区 東京都千代田区神田駿河台3丁目
千代田区 東京都千代田区神田駿河台4丁目
世田谷区 東京都世田谷区千歳台4丁目
板橋区 東京都板橋区徳丸7丁目
板橋区 東京都板橋区徳丸8丁目
板橋区 東京都板橋区四葉2丁目

目黒区は「池尻大橋」付近、千代田区はお茶の水・駿河台付近、練馬区は光が丘や氷川台付近、世田谷区は環状8号線沿いの千歳台付近、板橋区は「東武練馬」駅の北側のエリア。これらの地域は地盤が強く、火災による延焼リスクも低い、つまり大きな地震が起きた時の安全性が高い地域と評価されました。





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