佐賀県の地震危険度ランキング!地震に強い地域はどこ?【2021年3月公表】
【記事公開日】2021/06/04

2021年3月26に、国立研究開発法人防災科学技術研究所より、全国地震動予測地図2020年版が公表されました。
住所検索ハザードマップでは、NIED(国立研究開発法人防災科学技術研究所)の公表しているJ-SHISマップ2020年版を使用し、「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」を判断基準として佐賀県の地震危険度ランキングを作成しました。
<※順位付けに対する注意点>
ランキングは『震度6強以上』の発生確率が高い順で、数値が同じ場合は『震度6弱以上』で順位分けしています。
佐賀県の地震危険度ランキング20位〜11位
順位 | 地域 | 6強以上 | 6弱以上 |
20位 | 西松浦郡有田町 | 0.0% | 0.2% |
19位 | 伊万里市 | 0.1% | 0.4% |
18位 | 多久市 | 0.1% | 0.6% |
17位 | 東松浦郡玄海町 | 0.2% | 1.4% |
16位 | 武雄市 | 0.4% | 2.0% |
15位 | 鹿島市 | 0.4% | 2.7% |
14位 | 杵島郡大町町 | 0.5% | 2.1% |
13位 | 唐津市 | 0.5% | 3.3% |
12位 | 鳥栖市 | 0.6% | 2.7% |
11位 | 神埼郡吉野ヶ里町 | 0.7% | 3.7% |
「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」という判断基準で考えた場合、佐賀県で最も地震に強い地域は20位の『西松浦郡有田町』となりました。
ここで注意してほしいのは、この地震リスクは「地震が発生するリスク」ではなく「震度が6強以上になるリスク」であるということです。又、地震が発生しやすくても地盤のいい所ではリスクは低くなりますし、その反対もあります。地震危険度が高い地域にお住いの方は、地盤の強さや津波リスクも合わせて確認しましょう。
佐賀県の地震危険度ランキング10位〜1位
順位 | 地域 | 6強以上 | 6弱以上 |
10位 | 杵島郡江北町 | 0.8% | 4.6% |
9位 | 嬉野市 | 0.8% | 4.9% |
8位 | 三養基郡基山町 | 0.9% | 2.8% |
7位 | 小城市 | 1.1% | 6.2% |
6位 | 杵島郡白石町 | 1.1% | 6.5% |
5位 | 神埼市 | 1.4% | 7.7% |
4位 | 佐賀市 | 1.5% | 9.2% |
3位 | 藤津郡太良町 | 1.5% | 9.8% |
2位 | 三養基郡みやき町 | 1.7% | 8.2% |
1位 | 三養基郡上峰町 | 2.0% | 9.7% |
「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」という判断基準で考えた場合、佐賀県の地震危険度ランキング1位は『三養基郡上峰町』でした。
繰り返しになりますが、地震が発生しやすくても地盤のいい所ではリスクは低くなりますし、その反対もあります。また、地震に伴う津波リスクが高い地域も忘れてはいけません。
佐賀県で本当に災害に強い地域を探すためには、佐賀県の災害リスク情報を様々な角度から確認しましょう。
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