名古屋市内の災害に強い街ランキング【津波・地震・洪水・土砂・整備対策】

【記事公開日】2020/11/21
【最終更新日】2021/03/26

2020年10月27日発行の「SUMMO新築マンション名古屋版」より、神奈川県の災害に強い街ランキングが発表されました。津波、地震、洪水、土砂災害、ハード対策、ソフト対策の項目でリスクの数値が小さい順にそれぞれ順位付けをしています。

「曝露量」は「自然災害の発生頻度」と「災害発生時に影響を受ける人口割合」から算出。「脆弱性」は、「ハード対策」と「ソフト対策」の充実度を基に算出されます。

<※順位付けに対する注意点>
各数値は小数点第2位を四捨五入しており、数値が同じ場合は小数点第2位以下で順位分け。「0%」は数値が0であること。「0.0%」は数値が0より大きく0.05未満であることを表している。

名古屋市内の地震に強い街ランキングTOP10

地震指標の算出方法は、海溝型地震と直下型地震の2つの曝露量(ばくろりょう)の平均値より算出しています。曝露量は、自然災害の発生頻度と災害発生時に影響を受ける人口割合から算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション名古屋版20/10/27号

順位 行政区 曝露量
1位 守山区 94.6%
2位 千種区 96.4%
3位 名東区 97.0%
4位 天白区 97.2%
5位 昭和区 97.7%
6位 東区 98.1%
7位 瑞穂区 98.2%
8位 北区 98.4%
9位 緑区 98.5%
10位 中区 98.6%

名古屋市内の洪水に強い街ランキングTOP10

洪水指標の算出方法は、国土交通省の2006年〜2016年の水害統計調査より浸水深0.5m以上の洪水災害の頻度係数を求め、浸水想定区域の人口を乗じて算出。※外水氾濫のみ対応しているため、数値が0%だったとしても、内水氾濫の可能性があります。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション名古屋版20/10/27号

順位 行政区 曝露量
1位 昭和区 0%
千種区
中区
名東区
瑞穂区
6位 熱田区 0.0%
7位 天白区 0.0%
8位 緑区 0.0%
9位 東区 0.1%
10位 南区 0.1%

名古屋市内の津波に強い街ランキングTOP10

指標は、1498年〜2006年までの津波発生回数から頻度係数を求め、標高3m未満の人口を乗じて算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション名古屋版20/10/27号

順位 行政区 曝露量
1位 千種区 0%
天白区
東区
守山区
名東区
6位 昭和区 0.0%
7位 北区 0.4%
8位 緑区 2.5%
9位 中区 3.7%
10位 瑞穂区 12.9%

名古屋市内の土砂災害に強い街ランキングTOP10

指標は、土砂災害危険箇所に該当するエリアの住戸数を仮定し、そこに住んでいる人口を総人口で割った値と、1年あたりの土砂災害発生件数を土砂災害危険箇所数で割った値を乗じて算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション名古屋版20/10/27号

順位 行政区 曝露量
1位 昭和区 0%
千種区
北区
天白区
東区
中区
守山区
8位 名東区 0.0%
9位 緑区 0.0%
10位 瑞穂区 0.1%

名古屋市内のハード対策が整っている街ランキングTOP10

ハード対策は、インフラ整備など物理的な対策。具体的には、建物や上下水道の耐震化、道路の修繕率や防災無線の整備率などが挙げられる。指標は、各省庁や統計局データほか、水道技術研究センター、スーパーマーケット統計調査事務局、損害保険料率算出機構の各データより算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション名古屋版20/10/27号

順位 行政区 脆弱性
1位 緑区 36.6%
2位 名東区 37.2%
3位 中川区 37.6%
4位 瑞穂区 37.7%
5位 天白区 37.9%
6位 港区 37.9%
7位 中村区 38.4%
8位 北区 38.7%
9位 南区 38.9%
10位 西区 38.9%

名古屋市内のソフト対策が整っている街ランキングTOP10

ソフト対策は、物資の備蓄や医療の充実など社会的な備えによる対策。具体的には食料や飲料水の備蓄、10万人当たりの医師数、ハザードマップ公開率など。指標は、各省庁や統計局データほか、水道技術研究センター、スーパーマーケット統計調査事務局、損害保険料率算出機構の各データより算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション名古屋版20/10/27号

順位 行政区 脆弱性
1位 中区 34.3%
2位 昭和区 35.3%
3位 南区 37.3%
4位 中村区 38.0%
5位 熱田区 39.9%
6位 千種区 40.7%
7位 瑞穂区 41.3%
8位 中川区 41.5%
9位 北区 42.8%
10位 東区 44.1%

名古屋市内の強い街ランキングでは、庄内川などの大きな河川から離れた中区、昭和区、千種区が上位にランクインしました。2000年の東海豪雨で浸水被害が出た天白区も、県による天白川河川整備や名古屋市の緊急雨水整備事業で対策が進んだことから上位になりました。名古屋市はほとんど低地のため、土砂災害の心配はほとんどありません。

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