埼玉県の災害に強い街(都市)ランキング【地震・洪水・土砂災害・整備対策】

【記事公開日】2020/11/19
【最終更新日】2021/05/09

2020年10月27日発行の「SUMMO新築マンション首都圏版」より、埼玉県の災害に強い街ランキングが発表されました。地震、洪水、土砂災害、ハード対策、ソフト対策の項目でリスクの数値が小さい順にそれぞれ順位付けをしています。

また、それぞれの自治体のリンクでは、その地域のより詳細な災害危険度がわかる災害ハザードマップを閲覧することができます。住まい選びの参考にしてみて下さい。

<※順位付けに対する注意点>
各数値は小数点第2位を四捨五入しており、数値が同じ場合は小数点第2位以下で順位分け。「0%」は数値が0であること。「0.0%」は数値が0より大きく0.05未満であることを表している。

埼玉県の地震に強い街(都市)ランキングTOP20

地震指標の算出方法は、海溝型地震と直下型地震の2つの曝露量(ばくろりょう)の平均値より算出しています。曝露量は、自然災害の発生頻度と災害発生時に影響を受ける人口割合から算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション首都圏版20/10/27号

順位 行政区 地震指標
1位 行田市 42.6%
2位 所沢市 65.3%
3位 越谷市 70.1%
4位 鴻巣市 74.3%
5位 さいたま市見沼区 74.6%
6位 鶴ヶ島市 75.3%
7位 加須市 75.9%
8位 さいたま市南区 76.0%
9位 北本市 76.0%
10位 和光市 76.3%
11位 志木市 77.0%
12位 さいたま市北区 77.5%
13位 朝霞市 77.6%
14位 幸手市 78.0%
15位 八潮市 78.3%
16位 新座市 78.8%
17位 さいたま市浦和区 79.5%
18位 川越市 79.6%
19位 吉川市 79.7%
20位 さいたま市桜区 81.6%

埼玉県の洪水に強い街(都市)ランキングTOP20

洪水指標の算出方法は、国土交通省の2006年〜2016年の水害統計調査より浸水深0.5m以上の洪水災害の頻度係数を求め、浸水想定区域の人口を乗じて算出。※外水氾濫のみ対応しているため、数値が0%だったとしても、内水氾濫の可能性があります。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション首都圏版20/10/27号

順位 行政区 洪水指標
1位 秩父市 0%
飯能市
入間市
鶴ヶ島市
日高市
6位 所沢市 0.0%
7位 さいたま市浦和区 0.6%
8位 北本市 0.9%
9位 狭山市 1.4%
10位 蕨市 2.5%
11位 新座市 3.5%
12位 さいたま市北区 3.8%
13位 さいたま市緑区 4.0%
14位 桶川市 4.0%
15位 さいたま市見沼区 4.0%
16位 坂戸市 4.2%
17位 上尾市 5.3%
18位 朝霞市 5.4%
19位 さいたま市中央区 5.5%
20位 ふじみ野市 5.5%

埼玉県の土砂災害に強い街(都市)ランキングTOP20

指標は、土砂災害危険箇所に該当するエリアの住戸数を仮定し、そこに住んでいる人口を総人口で割った値と、1年あたりの土砂災害発生件数を土砂災害危険箇所数で割った値を乗じて算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション首都圏版20/10/27号

順位 行政区 土砂災害指標
1位 さいたま市北区 0%
さいたま市中央区
さいたま市桜区
さいたま市浦和区
行田市
加須市
羽生市
草加市
越谷市
蕨市
戸田市
桶川市
久喜市
八潮市
三郷市
蓮田市
幸手市
鶴ヶ島市
吉川市
白岡市

地震と土砂災害リスクの低さで1位の行田市は、関東七名城の1つ「忍城」が築かれたように、古来から地盤が固いエリアです。また、所沢市や和光市、朝霞市、志木市など武蔵野台地に位置する一帯も強固な地盤に支えられ、被災リスクが低いという結果になりました。

埼玉県のハード対策が整っている街(都市)ランキングTOP20

ハード対策は、インフラ整備など物理的な対策。具体的には、建物や上下水道の耐震化、道路の修繕率や防災無線の整備率などが挙げられる。指標は、各省庁や統計局データほか、水道技術研究センター、スーパーマーケット統計調査事務局、損害保険料率算出機構の各データより算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション首都圏版20/10/27号

順位 行政区 ハード対策指標
1位 蕨市 23.8%
2位 志木市 27.5%
3位 朝霞市 31.8%
4位 和光市 32.7%
5位 幸手市 33.4%
6位 東松山市 33.5%
7位 羽生市 33.6%
8位 鶴ヶ島市 34.7%
9位 吉川市 35.0%
10位 北本市 35.9%
11位 蓮田市 36.0%
12位 入間市 36.1%
13位 上尾市 36.6%
14位 八潮市 37.4%
15位 川口市 37.5%
16位 富士見市 37.9%
17位 さいたま市緑区 38.0%
18位 狭山市 38.2%
19位 所沢市 38.4%
20位 さいたま市西区 38.9%

埼玉県のソフト対策が整っている街(都市)ランキングTOP20

ソフト対策は、物資の備蓄や医療の充実など社会的な備えによる対策。具体的には食料や飲料水の備蓄、10万人当たりの医師数、ハザードマップ公開率など。指標は、各省庁や統計局データほか、水道技術研究センター、スーパーマーケット統計調査事務局、損害保険料率算出機構の各データより算出。数値が小さい方がリスクが少ないことを示しています。(データソース:SUUMO新築マンション首都圏版20/10/27号

順位 行政区 ソフト対策指標
1位 さいたま市大宮区 38.8%
2位 和光市 38.9%
3位 本庄市 39.0%
4位 川越市 39.1%
5位 日高市 39.4%
6位 さいたま市中央区 39.5%
7位 所沢市 39.9%
8位 蓮田市 40.7%
9位 北本市 41.2%
10位 戸田市 41.2%
11位 幸手市 41.4%
12位 越谷市 42.2%
13位 三郷市 42.4%
14位 東松山市 42.5%
15位 飯能市 42.9%
16位 熊谷市 43.3%
17位 羽生市 43.7%
18位 狭山市 43.8%
19位 八潮市 44.4%
20位 久喜市 44.7%

ハード対策で3位の朝霞市では、スマートシティ「あさかリードタウン」に注目が集まっています。水道管・カス管に耐久性の高い素材を導入するほか、電柱の倒壊を回避する無電柱化を計画。豪雨時の水害被害を軽減させる雨水貯留システムなど、災害リスクに備えたまちづくりを行っています。

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