【記事公開日】2022/02/10
【最終更新日】2022/02/12

南海トラフ巨大地震による津波の被害が特に懸念されるとして、国の津波避難対策特別強化地域に指定された139市町村のうち、43市町村が東日本大震災以降に公共施設の高台移転を実施・計画していることが、朝日新聞社と関西学院大学災害復興制度研究所の共同調査でわかりました。

「住所検索ハザードマップ」では、南海トラフ地震が発生した際に津波の到着時間が短い市区町村をランキング順にご紹介します。（データソース：朝日新聞DIGITAL）

表の到達時間は、地震発生から1mの津波が到達するまでの時間を表しています。

南海トラフ地震の津波到達時間ランキング73位〜31位

※40位の伊方原発は、伊方町への到達時間を示しています。

南海トラフ地震の津波到達時間ランキング30位〜11位

南海トラフ地震の津波到達時間ランキング10位〜1位

※8位の浜岡原発は、御前崎市への到達時間を示しています。

南海トラフ地震の津波到着時間ランキング1位は、和歌山県串本町でした。

独立行政法人・港湾空港技術研究所の有川太郎氏は、さまざまな実験の中で「女性であれば30cmの津波で、6割以上がよろめく」とし、「50cmの津波で8割の男性が流される」と結論付けています。また、1mの津波に巻き込まれると自分の意思では助かることが出来ません。（計算上死亡率100%）

該当する地域にお住いの方は、津波が発生した際にどこへ逃げたらいいのかをハザードマップでしっかりと確認しましょう！

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