南海トラフ地震の被害想定が大きい都道府県ランキング

【記事公開日】2020/09/12
【最終更新日】2026/10/10

運営防災・災害伝承を研究する運営者ことわざ学会での研究発表と消防実務・防災士の知見を生かし、公的情報を整理運営者・研究活動情報源・運営方針
過去の想定条件・元資料の説明を読む

南海トラフによる巨大地震は、過去約100~150年の間隔で繰り返し起きてきました。

東日本大震災を受けて国は1000年に1度の「考えうる最大級」を対象に被害想定の見直しに着手。M9.1の地震が起きた場合、最悪ケースで死者約32万人、負傷者が約63万人、建物の全壊が約239万戸。3000万人超が断水に見舞われ、2700万軒超が停電。経済的損失は約220兆円と見込まれています。

今回の記事では、南海トラフ巨大地震が発生した場合の死者、全壊建物、浸水面積、直接被害額、断水、停電、ガス被害のそれぞれの項目で被害想定が大きい都道府県をランキング形式にしました。(※被害が少ない都道府県はランキングから除外しています。)

都府県別の数値はそれぞれの最悪ケース、直接被害額は合計が最悪ケースの内訳です。津波と震度、死者数、全壊建物、浸水面積は2012年8月に、そのほかは13年3月に公表された有識者会議の想定によるものです。(データソース:朝日新聞DIGITAL)

南海トラフ地震の被害想定が大きい都道府県ランキングの防災情報を確認する

南海トラフ地震の「死者」が多い都道府県ランキング

順位 都道府県 死者
1位 静岡県 10万9,000人
2位 和歌山県 8万人
3位 高知県 4万9,000人
4位 三重県 4万3,000人
5位 宮崎県 4万2,000人
6位 徳島県 3万1,000人
7位 愛知県 2万3,000
8位 大阪府 7,700人
9位 兵庫県 5,800人
10位 香川県 3,500人
11位 神奈川県 2,900人
12位 奈良県 1,700人
13位 千葉県 1,600人
14位 東京都 1,500人
15位 岡山県 1,200人
15位 鹿児島県 1,200人
17位 京都府 900人
18位 広島県 800人
19位 滋賀県 500人
20位 山梨県 400人
21位 岐阜県 200人
21位 山口県 200人
23位 長崎県 80人
24位 長野県 50人
25位 茨城県 20人
25位 熊本県 20人
27位 福岡県 10人
27位 沖縄県 10人

データソース➡朝日新聞DIGITAL

南海トラフ地震の「全壊建物」が多い都道府県ランキング

順位 都道府県 全壊建物
1位 愛知県 38万8,000棟
2位 大阪府 33万7,000棟
3位 静岡県 31万9,000棟
4位 三重県 23万9,000棟
4位 高知県 23万9,000棟
6位 愛媛県 19万2,000棟
7位 和歌山県 19万棟
8位 徳島県 13万3,000棟
9位 宮崎県 8万3,000棟
10位 京都府 7万棟
11位 香川県 5万5,000棟
12位 兵庫県 5万4,000棟
13位 奈良県 4万7,000棟
14位 岡山県 3万4,000棟
15位 大分県 3万1,000棟
16位 広島県 2万4,000棟
17位 滋賀県 1万3,000棟
18位 岐阜県 8,200棟
19位 山梨県 7,600棟
20位 鹿児島県 5,900棟
21位 山口県 4,800棟
22位 神奈川県 4,000棟
23位 熊本県 3,200棟
24位 千葉県 2,400棟
24位 東京都 2,400棟
24位 長野県 2,400棟
27位 福井県 2,100棟
28位 埼玉県 700棟
29位 島根県 500棟
30位 長崎県 400棟
31位 鳥取県 300棟
31位 福岡県 300棟
33位 石川県 100棟
34位 茨城県 40棟
35位 佐賀県 20棟

データソース➡朝日新聞DIGITAL

南海トラフ地震の「浸水面積」が多い都道府県ランキング

順位 都道府県 浸水面積
1位 高知県 157.8平方キロ
2位 三重県 157.0平方キロ
3位 静岡県 150.5平方キロ
4位 宮崎県 123.9平方キロ
5位 徳島県 117.5平方キロ
6位 和歌山県 106.6平方キロ
7位 愛知県 98.7平方キロ
8位 鹿児島県 66.5平方キロ
9位 大分県 61.5平方キロ
10位 千葉県 42.8平方キロ
11位 愛媛県 40.5平方キロ
12位 大阪府 30.5平方キロ
13位 香川県 27.9平方キロ
14位 沖縄県 22.9平方キロ
15位 兵庫県 18.9平方キロ
16位 長崎県 18.6平方キロ
17位 山口県 17.4平方キロ
18位 神奈川県 17.3平方キロ
19位 東京都 14.0平方キロ
20位 岡山県 12.3平方キロ
21位 広島県 10.9平方キロ
22位 茨城県 6.0平方キロ
23位 熊本県 3.1平方キロ
24位 福岡県 2.5平方キロ

データソース➡朝日新聞DIGITAL

南海トラフ地震の「直接被害額」が多い都道府県ランキング

順位 都道府県 直接被害額
1位 愛知県 30兆7000億円
2位 大阪府 24兆円
3位 静岡県 19兆9000億円
4位 三重県 16兆9000億円
5位 愛媛県 10兆9000億円
6位 高知県 10兆6000億円
7位 和歌山県 9兆9000億円
8位 徳島県 7兆円
9位 兵庫県 5兆円
10位 宮崎県 4兆8000億円
11位 京都府 4兆5000億円
12位 香川県 3兆9000億円
13位 奈良県 3兆4000億円
14位 岡山県 3兆2000億円
15位 広島県 3兆円
16位 大分県 2兆円
17位 滋賀県 1兆6000億円
18位 岐阜県 1兆3000億円
19位 山梨県 9000億円
20位 神奈川県 7000億円
20位 山口県 7000億円
20位 鹿児島県 7000億円
23位 千葉県 6000億円
23位 東京都 6000億円
25位 長野県 5000億円
26位 熊本県 4000億円
27位 福井県 3000億円
28位 埼玉県 2000億円
28位 福岡県 2000億円
30位 鳥取県 1000億円
30位 島根県 1000億円
30位 長崎県 1000億円
30位 沖縄県 1000億円
34位 茨城県 500億円
35位 石川県 200億円
36位 佐賀県 100億円

データソース➡朝日新聞DIGITAL

南海トラフ地震の「断水」が多い都道府県ランキング

順位 都道府県 断水
1位 愛知県 490万人
2位 大阪府 430万人
3位 静岡県 340万人
4位 兵庫県 330万人
5位 京都府 230万人
6位 三重県 170万人
7位 広島県 150万人
8位 奈良県 130万人
8位 岡山県 130万人
10位 長野県 120万人
10位 愛媛県 120万人
12位 岐阜県 110万人
12位 滋賀県 110万人
14位 宮崎県 95万人
15位 大分県 93万人
16位 和歌山県 86万人
17位 香川県 74万人
18位 徳島県 71万人
19位 高知県 65万人
20位 山梨県 57万人
21位 神奈川県 23万人
22位 東京都 15万人
23位 山口県 8万5,000人
24位 熊本県 8万3,000人
25位 鹿児島県 7万7,000人
26位 埼玉県 3万9,000人
27位 福井県 2万人
28位 福岡県 1万5,000人
29位 千葉県 8,800人
30位 島根県 6,900人
31位 群馬県 5,100人
32位 鳥取県 5,000人
33位 石川県 2,800人
34位 佐賀県 2,700人
35位 茨城県 2,600人
36位 長崎県 2,000人
37位 富山県 1,100人
38位 栃木県 400人
39位 新潟県 100人

データソース➡朝日新聞DIGITAL

南海トラフ地震の「停電」が多い都道府県ランキング

順位 都道府県 停電
1位 大阪府 450万軒
2位 愛知県 370万軒
3位 兵庫県 300万軒
4位 静岡県 200万軒
5位 広島県 170万軒
6位 京都府 150万軒
7位 長野県 120万軒
7位 岡山県 120万軒
9位 岐阜県 110万軒
9位 三重県 110万軒
11位 滋賀県 83万軒
12位 奈良県 82万軒
13位 和歌山県 74万軒
14位 愛媛県 71万軒
15位 大分県 57万軒
16位 山梨県 56万軒
17位 宮崎県 53万軒
18位 香川県 48万軒
19位 高知県 42万軒
20位 徳島県 37万軒
21位 神奈川県 4万7,000軒
22位 東京都 1万2,000軒
23位 千葉県 9,600軒
24位 山口県 1,900軒
25位 鹿児島県 1,100軒
26位 長崎県 700軒
27位 福岡県 500軒
28位 熊本県 300軒
29位 埼玉県 200軒
29位 福井県 200軒
31位 沖縄県 100軒

データソース➡朝日新聞DIGITAL

南海トラフ地震の「ガス被害」が多い都道府県ランキング

順位 都道府県 ガス
1位 愛知県 75万戸
2位 大阪府 57万戸
3位 静岡県 20万戸
4位 三重県 9万1,000戸
5位 香川県 5万5,000戸
6位 宮崎県 4万2,000戸
7位 愛媛県 4万1,000戸
8位 奈良県 3万8,000戸
9位 京都府 3万6,000戸
10位 岡山県 3万戸
11位 徳島県 2万1,000戸
12位 高知県 2万戸
13位 和歌山県 1万9,000戸
14位 兵庫県 7,100戸
15位 広島県 4,600戸
16位 岐阜県 1,700戸
17位 滋賀県 500戸

データソース➡朝日新聞DIGITAL

【関連記事】




不動産を探す際は必ずハザードマップを確認しよう!

記録的大雨や地震、津波、洪水、土砂災害など、日本に住む限り自然災害がついてまわります。居住用物件を購入する際は、必ずその地域の「ハザードマップ」を確認し、事前に災害リスクを把握して大切な命を守りましょう。

物件選びで確認したい防災情報

住宅や土地を比較する際は、価格や築年数に加え、建物の耐震性能、洪水・内水・土砂災害の想定区域、避難経路を確認してください。所在地を特定して公式ハザードマップを確認し、提示条件や費用を比較することが大切です。


不動産情報サービスを確認(広告)
住まい・不動産サービスのご案内(広告)
公式サイト → https://www.town-life.jp/


インターネット上の物件掲載状況は地域・時期・事業者によって異なります。公開中の物件情報だけで地域全体の流通件数や、紹介可能な物件数を推定することはできません。サービスを利用する前に、掲載条件や連絡先、費用の有無を確認してください。


不動産情報サービスの案内(広告)
住まい・不動産サービスのご案内(広告)
公式サイト → https://www.town-life.jp/


居住用物件を購入する際は、必ずその地域の「ハザードマップ」を確認し、事前に災害リスクを把握して大切な命を守りましょう。

火災保険の水災補償は契約内容を確認

火災保険には洪水などの水災を補償する商品がありますが、すべての契約に水災補償が含まれるわけではありません。対象となる損害や建物・家財、支払条件、自己負担額は契約によって異なります。

加入中の保険証券や約款で、水災補償の有無と免責・支払条件を確認してください。見直しが必要かは住まいの状況と契約内容によって異なります。

物を落とすなどの偶発的な破損は、「不測かつ突発的な事故」に関する補償が契約に含まれる場合など、条件によって対象となることがあります。必ず支払われるわけではありません。

補償内容の一般的な説明は、日本損害保険協会の火災保険Q&Aでも確認できます。個別の補償可否は契約先の保険会社または代理店へお問い合わせください。


保険比較サービスの案内(広告) 保険比較サービスのご案内(広告) 公式サイト → https://www.jutapon.com/

サイト内の情報を探す

ハザードマップのURLがリンク切れで閲覧できない場合

ハザードマップが最新版に改定されてURLが変更になり、閲覧できない場合がございます。その場合はお手数ですが、お問い合わせフォームからご連絡ください。迅速に最新のハザードマップに変更させて頂きます。

推奨ブラウザ

当サイトは、Internet Explorerでは『目次機能』と『不動産物件(SUUMO)』の閲覧が非対応となっております。全ての機能をご覧いただくには、Google Chrome、safari、Firefox、Microsoft Edgeなどのブラウザをご活用下さい。

商標登録表示

「住所検索ハザードマップ」は登録商標第6292818号です。


▼川・大雨の最新防災情報

大雨の前や災害時には、次の公的機関の最新情報を確認してください。

危険度の地図は避難判断の参考情報です。市区町村の避難情報と現地の状況を優先し、避難先の開設状況と移動経路も確認してください。

▼首相官邸(災害・危機管理情報)

首相官邸の災害・危機管理情報をXで確認

警報・避難指示などは、自治体と気象庁の最新発表を優先してください。



▼家を少しでも高く売却する方法

住まいの売却サービスのご案内(広告)

ページ上部へ戻る