【記事公開日】2021/07/05
【最終更新日】2021/07/08

2014年8月26日、国の有識者検討会が、日本海の大規模地震で発生する津波想定を発表しました。（データソース:朝日新聞DIGITAL）

検討会は日本海の主要60断層を選定し、マグニチュード（Ｍ）7.9~6.8の地震を想定。断層の位置や角度、長さから253パターンの津波を算出しました。

津波被害対象地域は、北海道、青森県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県の16道府県173市町村で予測され、地震発生から津波到達までの時間は最短１分の地域も複数ありました。

津波到達時間は、30センチ超が1分以内で到達するのが奥尻町や山形県酒田市など６道県１５市町村。１０分以内は１４道府県の８２市町村で、新潟市は７分、福岡市は８分でした。最大津波の到達時間は「地震によって異なる」としています。

「住所検索ハザードマップ」では、日本海で地震が発生した際の津波の到着時間予想をそれぞれの都道府県毎にランキング形式にしました。（データソース:朝日新聞DIGITAL）

※表の「津波最短到達時間」は平地に30センチの津波が到達する時間を示しています。

北海道の津波到着時間ランキング【日本海地震】

北海道の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、稚内市、礼文郡礼文町、奥尻郡奥尻町、天塩郡豊富町、天塩郡幌延町、天塩郡天塩町の「1分」でした。

青森県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

青森県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、西津軽郡深浦町の「2分」でした。

秋田県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

秋田県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、男鹿市の「2分」でした。

山形県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

山形県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、酒田市の「1分」でした。

新潟県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

新潟県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、糸魚川市、佐渡市、岩船郡粟島浦村の「1分」でした。

富山県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

富山県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、下新川郡朝日町の「1分」でした。

石川県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

石川県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、輪島市の「1分」でした。

福井県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

福井県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、大飯郡おおい町、福井市、南条郡南越前町の「1分」でした。

京都府の津波到着時間ランキング【日本海地震】

京都府の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、京丹後市の「4分」でした。

兵庫県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

兵庫県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、豊岡市、美方郡新温泉町の「8分」でした。

鳥取県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

鳥取県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、東伯郡琴浦町、西伯郡大山町の「6分」でした。

島根県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

島根県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、松江市の「6分」でした。

山口県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

山口県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、下関市の「2分」でした。

福岡県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

福岡県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、福津市の「2分」でした。

佐賀県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

佐賀県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、唐津市の「38分」でした。

長崎県の津波到着時間ランキング【日本海地震】

長崎県の日本海の大地震で発生する津波到着時間ランキング1位は、壱岐市の「25分」でした。

検討会は「日本海側は太平洋側よりも断層が浅く、動く角度が急なため、地震規模に比べて津波が高くなる。Ｍ７クラスでも大津波の危険性がある。断層が陸地に近く、到達までの時間も短い」と指摘しています。（データソース:朝日新聞DIGITAL）

日本海地震の津波の高さランキングはこちらの記事を御覧下さい。

住所検索ハザードマップ

日本海で地震が発生した時の津波の高さランキング！最大は23.4m

https://address-hazardmap.com/nihonkai_tunamitakasa

2014年8月26日、国の有識者検討会が、日本海の大規模地震で発生する津波想定を発表しました。（データソース:朝日新聞DIGITAL）検討会は日本海の主要60断層を選定し、マグニチュード（Ｍ）7.9~6.8の地震を想定。断層の位置や角度、長さから253パターンの津波を算出し、沿岸の50メートル四方ごとに最大の津波高を予測しました。津波被害対象地域は、北海道、青森県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県の16道府県173市町村で予測され、最大は北海道せた...