【2021年版】東京都の住みやすい街ランキングの災害ハザードマップ

【記事公開日】2021/06/08
【最終更新日】2021/06/17

東京都

東京都の住みやすい街ランキングとして、大東建託株式会社 賃貸未来研究所が企画・設問設計・集計分析を行い、街の住みここち & 住みたい街ランキング 2021<東京都版>を発表しました。

『住所検索ハザードマップ』では、それぞれのランキング地域の地盤の強さ、地震、洪水、津波、浸水、内水、大雨、液状化、土砂崩れや避難場所、南海トラフ地震の被害想定などの災害ハザードマップをご紹介します。

街の住みやすさも重要ですが、日本では地震や津波、大雨洪水等の自然災害が頻繁に起きており、人気の住みやすい街が災害に強いかというとまた別問題です。

しっかりと住みたい場所の災害ハザードマップを確認し、その土地の災害リスクを知り大切な命を守りましょう。

東京都の住みやすい街ランキング30の災害ハザードマップ

中央区

住みやすい街ランキングは、 人々が住まいを選ぶ時に、 実際に住んでいる人たちの評価を聞きたいというニーズをもとに、 実際に住んでいる人々がその街に対して 住み心地や住みやすさをどのように感じているのかについてを調査したものです。

東京都居住の20歳以上の男女、2019年・2020年・2021年合計70,634名を対象に集計。現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。

※2019年度~2021年度の回答を累積して集計。

データソース:「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021〈東京都版〉

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 中央区
2位 文京区
3位 港区
4位 目黒区
5位 渋谷区
6位 武蔵野市
7位 品川区
8位
三鷹市
9位 杉並区
10位 世田谷区
11位 千代田区
12位 豊島区
13位 国立市
14位 新宿区
15位 江東区
16位 台東区
17位 中野区
18位 調布市
19位 西多摩郡日の出町
20位 小金井市
21位 府中市
22位 国分寺市
23位 立川市
24位 練馬区
25位 北区
26位 墨田区
27位 小平市
28位 稲城市
29位 大田区
30位 多摩市

1位は、3年連続で中央区、2位も3年連続で文京区という結果になっています。3位は、昨年6位の港区、また、昨年13位だった世田谷区がトップ10入りしています。なお、昨年調査でトップ10入りした自治体のうち、9自治体が今回もトップ10にランクインしています。

東京都の住みやすい街(要素別)の災害ハザードマップ

「住みここちに関する55項目の設問」の因子分析から得られた8つの要素別で、東京都の住みやすい街ランキングTOP5を集計しており、それぞれの地域の災害ハザードマップをご紹介します。

データソース→街の住みここち&住みたい街ランキング2021<東京都>

①東京都の住みやすい街ランキングTOP5(生活利便性編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 武蔵野市
2位 渋谷区
3位 中央区
4位 立川市
5位 目黒区

②東京都の住みやすい街ランキングTOP5(交通利便性編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 中央区
2位 港区
3位 文京区
4位 渋谷区
5位 品川区

③東京都の住みやすい街ランキングTOP5(行政サービス編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 文京区
2位 武蔵野市
3位 港区
4位 府中市
5位 中央区

④東京都の住みやすい街ランキングTOP5(親しみやすさ編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 中央区
2位 文京区
3位 品川区
4位 台東区
5位 杉並区

「親しみやすさ」因子は、下町的な雰囲気とは少し違った適度な距離感のある人間関係が評価されているようです。

⑤東京都の住みやすい街ランキングTOP5(イメージ編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 港区
2位 中央区
3位 文京区
4位 渋谷区
5位 千代田区

⑥東京都の住みやすい街ランキングTOP5(静かさ治安編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 西多摩郡日の出町
2位 国立市
3位 稲城市
4位 羽村市
5位 文京区

「静かさ治安」因子では、郊外の住宅地(日の出町、国立市、稲城市など)の評価が高くなっています。

⑦東京都の住みやすい街ランキングTOP5(物価・家賃編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 西多摩郡日の出町
2位 あきる野市
3位 西多摩郡瑞穂町
4位 羽村市
5位 稲城市

「物価・家賃」因子では、郊外の住宅地(日の出町、あきる野市、瑞穂町など)の評価が高くなっています。

⑧東京都の住みやすい街ランキングTOP5(自然・観光編)

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 あきる野市
2位 西多摩郡日の出町
3位 台東区
4位 青梅市
5位 中央区

「自然・観光」因子では、23区外の郊外エリア(あきる野市、日の出町など)だけでなく、 23区内エリア(台東区、中央区)の評価も高くなっています。

東京都の住みたい街ランキング20の災害ハザードマップ

港区

住みたい街ランキングは、その街(自治体)の人気を調査したものです。

東京都居住の20歳以上の男女、2021年の24,345名を対象に集計。入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。

※「住みたい街自治体ランキング」は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の回答のみを集計対象とした順位を示したもので、2021年度の回答のみで集計しています。

データソース:「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021〈東京都版〉

順位 自治体名(災害ハザードマップ)
1位 港区
2位 武蔵野市
3位 世田谷区
4位 渋谷区
5位 目黒区
6位 新宿区
7位 杉並区
8位
文京区
9位 千代田区
10位 鎌倉市
11位 立川市
12位 中野区
13位 品川区
14位 豊島区
15位 三鷹市
16位 中央区
17位 江東区
18位 台東区
19位 練馬区
20位 墨田区

1位は、3年連続で港区という結果になっています。トップ5の顔ぶれは昨年と全く同じで、昨年3位の武蔵野市が2位、昨年4位の世田谷区が3位となっています。2位の武蔵野市は、唯一23区外からのランクインです。

冒頭でもお伝えしましたが、街の住みやすさも重要ですが、日本では地震や津波、大雨洪水等の自然災害が頻繁に起きており、人気の住みやすい街が災害に強いかというとまた別問題です。

東京都で本当に災害に強い地域を探すためには、東京都の災害リスク情報を様々な角度から把握することが大切です。

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