【記事公開日】2021/03/24
【最終更新日】2021/07/01

2021年3月26に、国立研究開発法人防災科学技術研究所より、全国地震動予測地図2020年版が公表されました。

住所検索ハザードマップでは、NIED（国立研究開発法人防災科学技術研究所）の公表しているJ-SHISマップ2020年版を使用し、「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」を判断基準として神奈川県の地震危険度ランキングを作成しました。

※市区町村の中でも住所で発生率が変わります。より細かい地域毎の地震発生率は「神奈川県のハザードマップ住所一覧」をご確認下さい。

＜※順位付けに対する注意点＞
ランキングは『震度6強以上』の発生確率が高い順で、数値が同じ場合は『震度6弱以上』で順位分けしています。

神奈川県の地震危険度ランキング58位〜31位

「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」という判断基準で考えた場合、神奈川県で最も地震に強い地域は58位の『愛甲郡清川村』となりました。

ここで注意してほしいのは、この地震リスクは「地震が発生するリスク」ではなく「震度が6強以上になるリスク」であるということです。地震が発生しやすくても地盤のいい所ではリスクは低くなりますし、その反対もあります。地震危険度が高い地域にお住いの方は、地盤の強さや津波リスクも合わせて確認しましょう。

神奈川県の地震危険度ランキング30位〜11位

神奈川県の地震危険度ランキング10位〜1位

「今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率」という判断基準で考えた場合、神奈川県の地震危険度ランキング1位は『海老名市』となりました。

繰り返しますが、地震が発生しやすくても地盤のいい所ではリスクは低くなりますし、その反対もあります。また、地震に伴う津波リスクが高い地域も忘れてはいけません。

神奈川県で本当に安全な地域を探すためには、神奈川県の災害リスク情報を様々な角度から確認しましょう。

【神奈川県の災害リスク関連記事一覧】

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神奈川県のハザードマップ住所一覧

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神奈川県の南海トラフ地震の被害想定死者予想2,900人（全国13位）全壊建物4,000棟浸水面積17.3平方キロ直接被害額7000億円断水23万人下水道21万人停電4万7,000軒ガス被害がわずか避難者数7万7,000人データソース➡︎朝日新聞DIGITAL➡︎神奈川県の住みやすい街ランキング➡︎神奈川県の首都直下型地震危険地域➡︎神奈川県の震度危険度ランキング➡︎神奈川県の過去の地震歴史【震度5以上】➡︎神奈川県の災害に強い街➡︎神奈川県の地震の揺れに強い駅➡︎首都圏の災害に強い街ランキング&a...

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【2021年版】神奈川県の住みやすい街ランキングの災害ハザードマップ

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神奈川県の住みやすい街ランキングとして、大東建託株式会社 賃貸未来研究所が企画・設問設計・集計分析を行い、街の住みここち ＆ 住みたい街ランキング 2021<神奈川県版>を発表しました。『住所検索ハザードマップ』では、それぞれのランキング地域の地盤の強さ、地震、洪水、津波、浸水、内水、大雨、液状化、土砂崩れや避難場所、南海トラフ地震の被害想定などの災害ハザードマップをご紹介します。街の住みやすさも重要ですが、日本では地震や津波、大雨洪水等の自然災害が頻繁に起きており、人気の住みやすい街が災害に強...

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神奈川県の首都直下型地震の危険地域・安全な地域はどこ？震度分布一覧！

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首都直下地震の被害対策を検討してきた国の有識者会議は2013年12月19日、30年以内に70％の確率で起きるとされるマグニチュード（M）7級の地震で、最悪の場合、日本全国で死者が2万3000人、経済被害が約95兆円に上るとの想定を発表しました。（データソース:朝日新聞DIGITAL）死者2万3000人のうち、7割にあたるおよそ1万6000人は火災が原因で死亡するとされています。（データソース:NHK 首都直下型地震被害想定)関東の地下はプレート（岩板）が複雑に重なり、首都直下地震はM7級の地震だけでも想定は19タイプ、関東大震災のようなM8級...

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神奈川県の災害に強い街（都市）ランキング【地震・洪水・土砂災害・整備対策】

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2020年10月27日発行の「SUMMO新築マンション首都圏版」より、神奈川県の災害に強い街ランキングが発表されました。地震、洪水、土砂災害、ハード対策、ソフト対策の項目でリスクの数値が小さい順にそれぞれ順位付けをしています。また、それぞれの自治体のリンクでは、その地域のより詳細な災害危険度がわかる災害ハザードマップを閲覧することができます。住まい選びの参考にしてみて下さい。＜※順位付けに対する注意点＞各数値は小数点第２位を四捨五入しており、数値が同じ場合は小数点第２位以下で順位分け。「0%」は数値が0である...

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神奈川県の過去に発生した地震の歴史【震度5以上】

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過去に神奈川県で発生した震度5弱以上の地震の歴史を、気象庁のデータを活用し年代別に集計しました。日本は地震大国であり、同じ場所で同じ大きさの地震が繰り返し起こるとも言われています。（参考文献：地震は繰り返す）神奈川県で過去に発生した強い地震の地域を確認し、今後の地震に備えてください。1996年（平成8年）4月1日の震度階級改定により、体感による観測を全廃して震度計による観測に完全移行するとともに、震度5と6にそれぞれ「弱」と「強」が設けられて10段階となった。（気象庁震度階級）【2020年代】神奈川県の震度5...

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神奈川県の地震の揺れに強い駅は？【339駅周辺の地盤調査】

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「住所検索ハザードマップ」では、神奈川県の駅がある339地域の地盤の固さを調査し、地盤増幅率を表示しました。（データソース：J-SHIS 地震ハザードステーション）地震の規模と震源からの距離が同じ場合、建物の揺れの強さは地盤の固さに左右されます。自分の住む土地の地盤が固いかどうか、表層近くの浅い部分（表層地盤）の揺れの大さを数値化したのが「表層地盤増幅率」です。地盤増幅率の数値が増えるほど地盤はもろくなります。表層地盤増幅率は、一般に「1.5」を超えれば要注意で、「2.0」以上の場合は強い揺れへの備えが必要...

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首都圏の災害に強い街（都市）ランキングTOP100と災害ハザードマップ

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2020年10月27日発行の「SUUMO新築マンション首都圏版」より、首都圏エリアの災害に強い街ランキングが発表されました。今回のランキングでは、GNS（自然災害に対するリスク指標）を用いて東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の全市区町村のうち町村を除く184市区を対象とし、リスクの数値が小さい順に紹介しています。数値が小さい市区は、地質や海抜などの条件から、自然災害に遭いにくかったり、建物の耐震化や防災物資の備えなどが進んでいたりするため、被災リスクが相対的に低いとされます。GNSとは、自然災害に対するリスク指標で...

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日本の津波危険地域一覧！都道府県ごとの津波被害予想

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南海トラフ巨大地震だけでなく政府や国交省、各都道府県がシミュレーションを行い公表している日本海側や北海道、沖縄などの全ての津波予測を集約し、それぞれの市区町村の最大津波高さを記しました。津波の数字は、遡上高ではなく沿岸での津波の高さです。南海トラフ巨大地震の津波データは朝日新聞デジタルを活用しています。その他出典：内閣府・国土交通省・各都道府県。独立行政法人・港湾空港技術研究所の有川太郎氏は、さまざまな実験の中で「女性であれば30cmの津波で、6割以上がよろめく」とし、「50cmの津波で8割の男性が流...